ボーイスカウト隊では冬の背振山登山ハイクを実施しました。
日頃実施しているハイキングとは異なり、標高1.050メートルの背振山山頂までの登山ハイクです。
事前に班集会で個人装備のチェックをしたり、読図の訓練を実施してから隊集会に臨みました。
集合は福岡市早良区脇山の脇山中央公園に午前６時２０分。

まだ夜も明けず風はないものの気温７度とは少し肌寒さを感じる朝でした。
セレモニーのあとスカウツオウンに参加し、コンパスの使い方を復習して７時３０分に出発です。
しかし、なかなかスカウトが予定していたペースでは進みません。
途中リーダーが設定したチェックポイントを経て、山頂に到着したのは１３時４５でした。
山頂では遅めの昼食でおにぎりを食べました。また、三角点の標石も発見。
山頂の４キロほど手前で出会った小学生がふくろう班に付いてきてしまったというハブニングもあり、記念撮影では１人多くなっています。

みんな疲れ切ってしまったのか、下りは更にペースダウン。
脇山に到着する予定時刻の１６時３０分を過ぎてもまだ道のりは１０キロほど残されていました。
日没を迎えるのでスカウトたちに指導者が安全発光ベストを配布しました。
赤いLEDが点滅し、スカウトたちの安全を守ります。
途中足をくじいて痛みに耐えながら歩くスカウトが後方に離れてしまいましたが、仲間のスカウトとベンチャースカウトたちがそばで励ましていました。

そして全員が脇山に戻ってきたのはすっかり日が暮れた１９時のことでした。
スカウトたちにとっては予想外にハードな登山ハイクだったようです。